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大人の修学旅行~春~

2026.06.29

新着情報

事務の鈴木です。
少し前になりますが、春に「旅して応援 今いける能登へ」というバスツアーに参加しました。

現地では、地形の変化や建物の損傷など、報道では伝わりにくい状況を自分の目で確認することができました。

内灘砂丘周辺の状況

内灘地区は、石川県の河北郡にある港町です。住民の方からお話を伺いました。
地震の際、海岸線は隆起により地形が変わり、海水が濁って泥が露出してしまったそうです。
橋や道路にも隆起の跡が見られ、地域の生活に大きな影響を与えています。

川では流木が堆積し、交通や物資の出入りが制限される中、地域の方々が感染症対策を行いながら炊き出しなどを続けていた、というお話を聞きました。
瓦の規格や業者不足により修復が進まない家屋も多く、ブルーシートが今も残る風景が印象的でした。お寺の廃業や蔵の修復困難など、文化財保護の課題も浮き彫りになっています。

總持寺祖院の被災と修復

總持寺祖院は、2007年の地震で大きな被害を受け、14年かけて修復を終えたばかりでしたが、今回の地震でも再び大きな被害を受けました。

今回の地震で、置石が回転するほどの強い揺れが4〜5秒続いたそうです。

仏殿や山門など重要文化財を含む41棟すべてが被災し、修復には再び長い年月が必要とされています。
地震直後は、修行僧の方々も交え、電気・ガス・水道が使えない中で炊き出しを行い、地域の避難者を支援していた、というお話が印象的でした。

復興に向けた取り組み

仮設住宅は、東日本大震災の経験を踏まえ、2階建てで将来的に一般住宅としても利用できる設計が採用されています。こうした取り組みから、災害対応の知見が確実に次の復興へと活かされていることを感じました。
現地では、復旧作業が進む一方で、地域の方々が互いに支え合いながら日常を取り戻そうとする姿が印象的でした。 復興は長い道のりですが、現地を訪れることが支援の一歩になると改めて実感しました。

最近も地震や台風などの災害が続いています。決して他人事ではないと感じ、微力ながら復興支援や自分自身の備えを進めていきたいと思います。

最後に少しだけ余談を。門前町でいただいた海鮮丼が、今まで食べた中でもダントツのおいしさでした。

プレハブの建物で頑張って営業されており、市場から取り寄せた新鮮なお魚がいただけます。
地震の際のお話も伺い、食事を通して地域の力強さを感じました。
おなかも心も大満足。機会があれば、是非訪れてみてください!